2020年「田舎で暮らしま専科」編集だより 
 2020年12月号(363)  
●毎月中旬頃、翌月号の会報掲載の為の物件下見がピークを迎えます。お客様の物件案内もありますので殆ど外出していて車で走り回る事になります。10月中旬は標高の高い場所に行っていたせいか、塚水の中では紅葉のピークが過ぎた印象でした。(標高の低いところでは十分紅葉しているのですが…..) 奥三河方面に行くときは混雑しているので迂回する豊田市足助町の『香嵐渓』も今年は客足が伸びていないのか、車の渋滞も思ったほどではありませんでした。(夜間のライトアップを中止していた影響もあるかもしれません) 何だか、バタバタしているうちに、いつの間にか秋の風情が終わった様な感じでした。
もう今年もあっという間に12月です。ここ2〜3年は暖冬で、昨年はスタットレスタイヤに交換せずに冬を過ごせましたが、今年はどうなるやら。 年末の慌ただしい時期は不注意による事件事故が増えやすくなりますので、皆様も気を付けて年末をお過ごしください。

●野生動物との遭遇

仕事柄、あちこちを移動していると時には野生動物と遭遇する事もあります。日中移動ですので、わりと多いのが猿ですが、他にも鹿・イノシシ・カモシカ等の中型以上の哺乳類系です。幸いにも、熊には未だ出会った事はありません。
一部ニュースにもなっていますが、近年、山間部のドングリの実等のエサ不足により市街地にもそういった野生動物が出没しているそうです。不幸にもそれら野生動物に突然遭遇したら手出しせず、刺激せずに後ずさりしながら距離を取る様に離れる様にしてください。カワイイと思って手を出そうとすると反撃にあってケガをする要因になりますし、どんな病気を持っているかも判りません。相手は動物園のオリの中で飼育されて人馴れしている動物ではありませんので。
塚水のこれまでの経験では、単独でいる鹿やイノシシは大概は相手から逃げていきます。つがいや子連れの場合は攻撃的になってきますので距離をとりながら避けるのが良いかと思います。 野生動物による問題については、一昔前はペット飼育の脱走で野生化したアライグマや、毛皮目的で輸入され野生化したヌートリアなどがありました。これらは畑や家庭菜園の作物への食害が問題となっていました。 人間の勝手な都合によるものかもしれませんが、野生動物達とはお互いに干渉せず棲み分けによる共存が出来ればと願います。

●ハザードマップ

日常生活における市町村の広報の他に、不動産業では所属する協会等からの定期的な配布物が来ます。法令改正・税金・統計等の他に、最近は洪水や土砂災害に対するハザードマップの充実と紹介も目立っています。
我々も不動産調査の際も利用していますが、今回は国土交通省のハザードマップポータルサイトを紹介致します。 同サイトへのアクセスはPCもしくはスマホ等で以下のいづれかの操作をしてください。
1)同サイトのアドレスを直接入力 『http://disaportal.gsi.go.jp/』
2)検索サイトで『ハザードマップ』を検索して、先頭に出てくる「ハザードマップポータルサイト」をクリック3)以下のQRコードで表示 同サイトを表示すると、大きく以下の2つのマップを見る事が出来ます。
                  
@重ねるハザードマップ
Aわがまちハザードマップ
重ねるハザードマップは任意の位置における洪水・津波・土砂災害・道路防災情報を重ねて見る事が出来るマップです。 御自身の居住地や周辺地域(市町村を跨ぐ場合を含む)について全体的に確認する場合はこちらのマップが使いやすい様です。
わがまちハザードマップは各市町村が作成したマップを見る事が出来ます。こちらは市町村単位に特化したもので、広報等と一緒に配布されているものや、市町村庁舎で閲覧出来る資料と同様のものの様です。 情報は随時更新されている様子です。 定期的に閲覧して、御自身の住まいや周辺地域の災害リスクおよび災害時の避難経路の確認に利用して頂ければと思います。
自然災害は自然相手の事ですので、人間の力では限界もあります。災害が発生しないに越したことはないのですが、イザという時のために備えておく事も大切です。折角、情報が入手し易い状態にありますので、積極的に活用してください。

  
2020年11月号(362号)  
●10月後半、ずいぶんと朝晩の冷え込みを感じる様になってきました。日中は天気が良いと朝晩との相対的な寒暖の差を感じます。油断すると体調を崩すきっかけになりそうですが、今年は風邪症状(咳・発熱)があると新型コロナを疑われて周囲からの風当たりが強くなるのが予想されます。塚水もほぼ毎年、冬は空気の乾燥で喉を傷めて咳をしている事が多いのですが、周囲の目線が厳しそうで肩身が狭くなりそうです。今年は例年以上にノド飴が手放せなくなりそうです。

●経済復興事業

新型コロナの自粛による景気悪化への対策として、『GoTo●●キャンペーン』が行われています。GoToトラベルは7月下旬から、GoToイートは10月より開始されました。給付金も含め、不正利用や制度問題点も報道されていますが、趣旨としてはコロナ感染予防・自粛による景気の後退や中小自営業者への支援を目的にしたものですので皆で積極的に利用する事で経済や雇用を改善・好転させていければと思います。
塚水もGoToトラベルは何度か利用させてもらいました。宿泊施設のチェックインの際に受付で雑談する事もありますが、春〜夏は観光客が激減して宿泊施設も大変だったそうです。特に国外からの観光客の比率の高い施設ほど影響が大きかったようですね。宿泊施設側としては来店するお客様が減っても部屋や設備の維持はこれまで通りですし、従業員の雇用の事もあります。売上が減ったからといって、従業員(パート・アルバイトを含む)を即解雇して固定費を削減するという訳にもいきません。こういった事は宿泊施設に限らず、一般商店でも同様ですね。
また、GoToとは直接関係ありませんが、弊社事務所のある犬山市も市民に対してプレミアム商品券の販売が行われています。塚水も早速購入しました。気になっているものの、なかなか行く機会のない市内の個人商店もありますので、これを機会に買い物して微力ながら経済活動の好転に寄与したいと思います。

●不動産売買時の決済方法

不動産売買する際の決済(代金の授受)ですが、主に以下の3種類があります。
@現金
A銀行口座への振込
B小切手
それぞれメリット・デメリットがあり、商談の度に売主様買主様とも相談しながら決済方法を進めていきます。
現金の場合、お金という財産と不動産権利という財産を同時交換出来るので非常にシンプルな売買が可能です。ただ、現金の持ち歩きや決済時の金銭確認の事もありますので、あまり金額が大きいと嫌がる方もいらっしゃいます。
口座振り込みの場合は現金の持ち歩きが無く金銭確認が容易なのですが、近くに銀行本支店がある必要があります。中山間地域の不動産売買の際には難しくなります。最近はネットバンキングを使う方もいらっしゃいますので改善傾向ですが、それでも振込処理、着金確認を考えると地方では簡単ではない場合もあります。
小切手の場合は現金と同様に使える事と現金を持ち歩かなくてすむ良さがあります。ただ、小切手化と現金化の際にそれぞれ手数料と日数がかかります。また、不渡りにならないように自己宛小切手(預手とか銀行保証小切手とも言います)を使います。
不動産売買の際、それなりに大きな金額がやり取りされますので最後まで慎重に進める必要があります。地方での売買では制約も少なくないですが、将来的に電子マネー形態が一般化して誰もがスマホ等で金銭授受がその場で出来るようになると、不動産決済ももっとシンプルになるかもしれないですね。
●特選物件特集
不動産はそれぞれ特徴があり2つと同じものはありません。売り出ししている不動産もそうですが、周辺環境も含めて特徴(良し悪し)があります。不動産を求められる際、希望条件に対して100点満点を目指すのは良いのですが、100点満点に固執しすぎない事、多数の物件を下見されて全ての良いとこ取りをし過ぎない様にアドバイスする事もあります。 その際、希望条件に優先順位を付けて妥協出来るものは妥協してください、とも話をさせて頂きます。 今月号の18番〜25番に挙げた物件は1000万円未満のもので総じてお値打ちと思えるものを挙げてみました。 何を優先条件にするかによって見る方によっては選択肢から外れてしまうものもあるかもしれませんが、総合的に価格面でも良い物件と思えるものです。 未だ下見されていない物件がありましたら、この機会に是非資料請求して現地を見て頂ければ幸いです。

 2020年10月号(361号)  
●日中はまだまだ汗ばむものの、朝晩は過ごしやすくなってきた感があります。今年は梅雨の豪雨が印象的で、梅雨明けも少し遅かった様ですが、そのぶん夏から秋の体感的な移り変わり感も遅かった気もします。
一時期は作物の育成状態が心配されていました。収穫の秋が近づいていますがどうでしょうか? 話は変わり、今年の不動産関係で問いあわせが急増したものとして山林関係がありました。芸能人が山林を購入して、キャンプ等で遊んでいると話題になっているそうです。現状、山林の価格相場は下がっていますので購入する側にとってはオトク感があるかと思いますが、希望条件の山林があるかどうかは別の話です。ちなみに、山林と一口に言ってもピンキリです。昭和後期に別荘目的で分譲された100坪前後のものから、100〜200町歩(1町歩=3000坪)ほどのものが売買される事があります。塚水が直接仲介させて頂いたものでこれまでの最大は7.5町歩(約22,500坪)ほどの岐阜県の山林でした。同業者の話を聞くと、100町歩クラスとなると『ひと山』だったりするそうで、買主を案内する際にも全体が見える離れた地点に立って『あの辺からあの辺まで…』という説明になるそうです。(笑) 初めて聞いた時は、想像もつかない面積の為に笑うしかありませんでしたね。
山林の購入を検討される際に注意すべき点として、以下の事が挙げられます。
@土地の境界が曖昧な事が多いです。都市部の土地の様に境界杭がキッチリ設置されているところは稀で、山の尾根や谷、沢や大岩などが目印とされている場合があります。管理が良いところは立木にペンキで目印があったり、森林組合がプラスチック製のプレートを設置している場合があります。
A接道が無い事がある。面積のわりに安く売りに出されている山林に多いですが、進入路が無く徒歩で第3者の敷地を跨いで入る事になります。また、見た目が道路の様であっても公道ではなく私有地を通っている作業道という場合もあります。極めつけは、川の反対側だったりする事もあり、これどうやって敷地に行くの?と地図と“にらめっこ”する事もあります。
B傾斜がキツイ。山林は基本的に傾斜地です。平坦な山林は極めて少ないですが、現地に行くと凄い傾斜具合だったりする事があります。そういうところは近くに保安林の標識があったりしますし、そういう山林は安いです。
Cライフラインの整備は絶望的です。特に面積の広い山林がそうですが、電気はまだしも水道の引き込みは困難です。水については敷地近くに沢があれば、沢水利用、無ければポリタンク等による持ち込みになります。蛇口をひねれば飲める水が出る都市部とのギャップを味わう事になります。
山林を購入して楽しむというのも、なかなか難しいものです。キャンプだけでは直ぐに飽きてしまうかもしれません。少なからず費用を出して購入するのですから、広い土地や立木を利用してDIY感覚で小屋やガーデニング等も楽しん頂ければとも思います。時にはシカやイノシシに荒らされる事があるかもしれませんが、それも自然に近い環境であればこそです。『不便を楽しむ』心で非日常を楽しんで頂ければ幸いです。

●相続登記

不動産売却の相談を受ける際、時々、相続登記が関係する案件もあります。亡くなられた御両親や配偶者の所有する不動産を売却したいといった相談です。その様な時は出来るだけ早急に相続登記を行うように司法書士や弁護士に相談する事をおススメしています。
不動産の所有者が亡くなった際、親族がその不動産を使い続ける事について表面上は問題が無いように見えます。例えば家屋所有者が亡くなった際に、配偶者や子世代がそのまま居住する場合などです。問題となるのは、その不動産を売却や贈与等の第3者に名義変更する時です。亡くなられた方から第3者への直接の名義変更は出来ません。必ず存命な相続人へ名義を移してから、第3者へ名義変更する必要があります。家族が名義変更しないまま居住等で使い続け、そのまま名義変更の事を忘れてしまうと、相続人の状態が変化していく事があります。一例は、配偶者や子世代の死亡です。相続権が孫世代・ひ孫世代に広がってしまうと相続登記の際に相続権を持つ者から印鑑や必要書類を集めるのが非常に難しくなる場合も出てきます。その成れの果てが近年問題となっている『所有者不明の土地』です。
塚水は不動産業駆け出しの頃に(後から判った事ですが)相続登記が出来ない不動産案件の為に奔走させられた苦い経験があります。司法書士からも言われますが、相続登記は後回しにして良いことは1つもありません。家族親族が亡くなった時は葬儀や遺品整理等でそれどこではないかもしれませんが、時間が経って相続関係者の状況が変化する前に出来るだけ早期に相続登記を済ませて頂きたいのが不動産関係者としての希望です。

 2020年09月号(360号)  
●例年、お盆を過ぎると暑さも一段落する印象がありましたが、今年はまだまだ暑さが続く様です。特に今年は新型コロナの関係でマスクをする機会が多いですので呼気(吐く息)による放熱が不十分になりがちで、余計に暑く感じます。マスク着用による熱中症リスクを『マスク熱中症』と言うそうですが、塚水も周囲に人が居ない時は努めてマスクを外す様にしています。そんななか、ひょんな事から『マウスシールド』というものを使う機会がありました。これは口元を透明プラスチックでU字型に覆い、あごの部分で支え、布マスクの用に耳にゴム紐で引っ掛けるものです。直接の呼吸はシールド部分により前方への飛沫を防ぐと共に、上部・下部は隙間があるので口元に熱が籠もりません。特に暑い日は通常の布マスクと比較すると格段に体感温度や呼吸のし易さに違いを感じます。また、口元が透明なので表情が判り易い事や、隙間により声が聞き取りやすいという効果もあります。あまり一般的では無い様で、これを付けていると周囲の人が不思議そうに見てきますが環境や状況に応じて布マスクと使い分けるのが良さそうです。あと、熱中症対策で水分補給も必要ですが、短時間に水を大量に摂取すると『水中毒』といわれる症状に注意する必要があるそうです。これは水分過剰摂取により血液中のナトリウムイオン濃度(塩分濃度)の低下により引き起こされる症状で、だるさ・吐き気・めまい等が起こり、酷い場合は意識がなくなったり呼吸困難などを起こすそうです。これを防ぐ為には単なる水ではなく電解質入りのスポーツドリンクの摂取をしたり、水と一緒に塩飴や梅干しをとるなど心掛けると良いそうです。例年、『真夏日』、『猛暑日』から、今年は『危険な暑さ』と年々暑さレベルがアップする様な言葉が天気予報等で飛び交っていますが、もう少しで今年の暑さも終わりになると(予測というより期待ですが)思いますので、無理をせずお過ごしください。

●文化財への接し方

8月上旬、ネットのニュース記事を閲覧していて、気になる話がありました。 新潟市にある『北方文化博物館』のツイッターが話題になっていました。 日本家屋等文化財を守る為との事で、素足での入館は御遠慮ください、との事です。
廊下等の板張りに「皮脂汚れ」付き、完全に落ちないそうです。 塚水も文化財とまではいかなくても、古民家に接する機会は多い仕事です。これまでも黒光りする大黒柱を見つけたら手をあてて写真を撮ったりしていましたが、惚れ惚れする風合いを維持する為には、むやみに触れてはいけない事なのですね。 サラリーマン時代に嫁と旅行で金沢方面に行った事があります。その際、兼六園にも立ち寄り、忘れられない心地よい時間を過ごさせてもらいました。
その日はあいにくの雨。(雨男、塚水の本領発揮?) ふらりと立ち寄ったお茶屋さんで、御客さんが少ない事もありマッタリと過ごさせてもらいました。家屋内の見物がてら、奥の座敷に行って庭を眺めながら"ぼーっ"とするひと時。時間が止まったような、いつまで居ても飽きない感じです。1時間以上は居たと思います。庭を眺めながらもいつまでも飽きない自分がいました。 "ぼーっ"とし始める前に御店の人から掛けられた言葉ですが、座敷の移動でズボンの裾は上げてください、との事。 決して厳しい口調ではなく、嫌味な感じでもなく、心掛けてください……という感じ。裾を引きずると畳が傷むとの事からの注意でした。 『こっち(客)は来てやってるんだ』、『金払ってるんだから』という自分勝手な意識では有形物の歴史・文化の継続はありえません。より良い状態で後世に伝えるためにも、保存すべき物への"接触"は極力控えたほうが良い様です。
「持ち帰っていいのは思い出だけ、残していいのは足跡だけ」と登山者のマナーとしてよく言われる言葉ですが、文化財に関しては足跡すら残さない様に『気を遣う』事が現世において歴史を伝える役目を負う我々の意識として必要なのだと思います。
        
 2020年08月号(359号)  
●今年の梅雨は異常に雨の多い状況になっている様です。日本では熊本県を中心に九州南部で川の氾濫や土砂崩れによる被害が発生しています。また、中部地区でも岐阜県や長野県でも記録的な大雨により被害に遭われている方がおられるとの事。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げます。また、被災された皆さまに謹んでお見舞いを申し上げます。また、一日でも早い復興と日常生活の回復をお祈り致します。
弊社も7月上旬に岐阜県高山市へ御客様の案内予定がありましたが、連日の大雨と災害警戒報道により中止としました。その間も愛知県内の奥三河各所を行き来していましたが、土砂崩れ等による通行止めは無かったものの、山から流れてくる雨水がさながら滝の様に道路へ流れこみ、道路が川の様になっているところもありました。そういった水が下流に流れていく訳ですから、堤防決壊等が起こると住宅地などはたまったものではありません。中山間地域等の山間に川が流れてる様な地形では、居住家屋は山側に、川沿いには田畑等の農地が広がっている光景をよく見ます。川が増水しても家屋への影響を少なくする事、川の流れる山と山の谷間などの低地は日照も良いので作物を作るのに適している事によるものです。
ひと昔前は代々の土地の言い伝えを知る爺婆があそこに家を建てるなとか、あそこは水が出るだとかアドバイスもあったでしょうが、そういう物知りがいなくなると知らずに川の傍に家を建てる事になるのだと思います。(平時は水辺の癒しは好ましいのですが………) 現在は言い伝えを聞ける事も殆どありませんので、都道府県で公開されている土砂災害マップ等を参考にして頂く事になるかと思います。
市町村役所・役場、又は各都道府県の建設事務所等に訊ねて頂ければ災害区域の指定マップ等は閲覧できます。また、インターネットを使われる方は、ネット上で同マップの閲覧が可能です。これらのマップは随時更新されておりますので、御自身の住まいの周辺や、これから移住を検討しようとされている地域について確認される事を推奨致します。
なお、不動産売買の際には弊社も含め仲介業者は重要事項説明としても最新状況を説明させて頂いております。

●建築プランの提案

移住検討されている方々が古民家や中古住宅の他に、土地取得からの新築を検討される事もあります。環境や景観・立地が気に入られ、そこに御自身のライフスタイルに合った家屋を建築する等の事例です。
今回、新城市下吉田の売地(本紙18番)について、地元の『戸田工務店』の協力により建築プランの提案サポートをして頂く事になりました。新城市下吉田の阿寺地区は里山風情の残る蛍舞う地域です。田舎暮らしを実践している移住者もおり、耕作や釣りをしながら田舎暮らしを実践できますし、『NPO法人 奥三河田舎暮らし隊』のサポートもあります。御予算や家族構成・ライフスタイルに合った建築プランの提案をしておりますので積極的に18番の物件資料請求をして頂ければと思います。(物件資料に戸田工務店の相談窓口を記載しております)

    
 2020年07月号(358号)  
●6月に入ってからも暑い日が続いていました。30℃を超える「真夏日」や、地域によっては35℃を超える「猛暑日」となり、『まだ6月だよぉ〜〜』とウンザリしていましたが、雨が多い日が続いたかと思えば6月10日頃に東海地方は梅雨入りとなった様です。それまでは梅雨が無いままに夏本番に突入するのでは?と思われる様な天気が続いていましたので、一息ついた感じでしょうか。日本の四季が四季らしくある為にも梅雨は大事なイベントです。夏の水不足にならない為にも、災害が起こらない程度には雨はシッカリ降って欲しいものです。

●コロナの影響

まだまだ収束の見えない新型コロナウィルスですが、感染そのものと同様に景気への影響も深刻化してきています。定期不定期に同業者とも情報交換するのですが、不動産業界に関して塚水の周囲でも以下の声が多いです。 
@輸入資材が入ってこないので建築が進まない。 
A入居者の収入減で家賃滞納・一時的な減額相談。 
B住居家屋等の商談中止、延期等。 
不動産業界は景気の影響がとても大きい業界ですので一部で言われる様なリーマンショック以上の景気後退の予測に関しても危惧しております。また、先日も元医療関係者とおっしゃる年配の方からの物件問い合わせがあり、コロナ対応で心身ともに疲れたので以前より希望していた田舎暮らしを始めたい、という相談もありました。ニュース記事を通じて医療関係者が休みなく対応されている話しを目にしますが、直接そういう方の声を聴く機会があると事態の深刻さの他、何とか力になれる事は無いか?と思う次第です。
弊社に関しては今年初から低価格帯の売家・売別荘に対する御客様からの問い合わせが増えておりましたが、2月3月と時間が経過するにつれて、どうやら郊外への避難場所を求めての物件探しだと感じられる様になりました。愛知県内の方からの問い合わせが多いのですが、探されている地域としても愛知県内が多いです。従来からセカンドハウス・別荘の場合は近場を探される方が多いのですが、今回は県跨ぎを極力避けたい気持ちもある様です。セカンドハウス探しについては同業他社の人も同様の話をしておりました。塚水は従来より(経済的な状況が許すのであれば)震災の際の避難場所という目的においてもセカンドハウスを所有される事を提案しておりましたが、今回の様な感染症対策という事象も今後は考慮すべきかもしれません。(日本の場合、感染症においてここまで大騒ぎになる事は非常に少ない様ですが….) 巷(ちまた)では『ステイホーム』と『ソーシャルディスタンス』が叫ばれていましたが、自主規制とはいえ精神的に疲弊する声が多いのも事実です。
人との距離をとるぶん、自然に対しての距離を縮めて過ごすことで日常環境を見つめ直すキッカケになればと思います。

●時効というもの

6月初、1つのニュース記事が目に付きました。長野県富士見町が住民男性に対して14年前からの水道料金徴収の滞納分と延滞金の合計607万円の支払いを求めて提訴した裁判に関して、長野地裁諏訪支部がその主張を認める判決が確定した内容でした。
そのニュースで注目されたのが『時効』という要素です。現時点では今年4月に施行された改正民法により時効期限が変わりましたが、提訴時点における水道料金の債権としての短期消滅時効は2年でした。(自治体が運営する水道局と利用者との間で直接締結される水道供給契約については短期消滅時効にかかるとの裁判例があります。(東京高裁平成13年5月22日判決)) 訴えられた男性は(お金が無かったという事で)弁護士をつけずに自分で裁判対応していた様ですが、この時効の事を知らなかったそうです。提訴した町側は相手男性に時効の事は教えなかった様ですが、対立関係にある相手ですので相手に有利な情報はなかなか教えないでしょうね。また、裁判所も一方に肩入れする事になるので男性側に時効のアドバイスをするとは思えず、結局は男性側が時効援用の主張をしなかった為に町側の主張が認められたという話です。
お金が無いから弁護士に相談しづらいでしょうけど、法テラス(日本司法支援センター)等で法律相談してもらっていれば状況が変えられた可能性もあります。現在の改正民法で同様の場合の時効は5年です。(債権者が権利を行使する事ができる事を知った時からの時効) しかし、塚水が疑問に思った事は(当事者にしか判らないと思いますが)町側は水道料金の滞納が始まった10年以上の間、何をしていたの?という事でしょうか。


 2020年06月号(357号)  
●5月14日に新型コロナウィルス感染症に対しての緊急事態宣言が一部都道府県を除いて解除されました。同宣言が行われたのが4月7日でしたので1カ月強の期間で1つの区切りとなった様です。この間、医療関係者の他、物流、小売り等の関係者は感染者の治療対応や市民の生活維持を支えるなど感染リスクに曝されながらも奮闘されており心より感謝する次第です。ですが、一部報道ではその様な方々・御家族に心無い言葉を浴びせるなど偏見・差別的な行動をとる人もいたそうです。目に見えないウィルスに対する恐れや警戒心が増大したために、他者に対して過度に攻撃的になったのだと思われますが、仕方が無いで済ませる訳にはいかない事例ではないでしょうか。 5月18日時点で国内の死者数769人、全世界の死者数は31.5万人との事で、2002〜2003年に流行したSARS(サーズ)の全世界死者数916人を大幅に上回る災事となっています。幸い、塚水の親族・知人には同感染症により亡くなった人はいませんが、最も衝撃ニュースがコメディアンの志村けんさんがお亡くなりになった事です。塚水は世代的にもドリフや『8時だョ!全員集合』を見て育ったテレビっ子でしたので。今後は過去の映像を見る事しかできませんが、作品を見て大笑いさせてもらう事で志村けんさんへの感謝の気持ちを表したいと考えています。今回の新型コロナですが、まだウィルスが消滅した訳でも有効なワクチンが開発された訳でもありません。緊急事態宣言が一部地域を残して解除された状況であっても引き続き警戒と『うがい・手洗い・マスク』等の対応策を続ける事で感染拡大を防ぐと共に自己防衛を心がけていきたいと思います。

●不発弾処理費は誰が出す?
以前の編集だよりで遺跡等の発掘に関連して『文化財保護法』の事を記した事がありました。
発掘されたものが文化的な価値のあるものだった場合は同法により所有権が地主や発見者ではなく都道府県や国庫に帰属するという話です。 発掘という関係で似たような話として、忘れた頃に工事現場から戦時中に投下された不発弾が発見されるという報道があります。自衛隊が出動して周囲には万が一に備えた防護壁を設置し、周辺住民を避難させてから不発弾の処理を行います。この時の不発弾処分に要する費用は誰が負担するのか?という話があります。
結論から書きますと、自治体(市町村)によってまちまちだそうです。とあるニュース記事を書いた記者が、私有地から見つかった不発弾の処理実績がある自治体を取材したところ、東京都品川区や浜松市、宮崎市は自治体が負担。神戸市や大阪市・大阪府八尾市は土地所有者負担だったそうです。速やかな撤去のために一旦は処理費用を支払った大阪市の地主が市に返還を求めて提訴した事例もありました。判る範囲では地裁・高裁と争ったようですが、裁判所の判断は地主の主張を却下したそうです。裁判所の判断としては不発弾処理の責任の所在について明示的に定めている法令が無い事を根拠に、自治体に負担義務は無く土地所有者が負担すべき、という事になった様です。ただ、関連する別のニュース記事を見ると自治体が探査・処理に関わった際、国は「不発弾等処理交付金」などを出す制度を用意しているそうです。(沖縄は全額国負担だそうですが、他自治体の場合は全額交付金ではない様です) 関連法令の不備が原因でもありますが、流石に不発弾処理費用を地主(個人)に、というのは厳しい話です。私有地から出て来たものとはいえ戦争は国が始めた事ですので後始末についても国側で対処して欲しいものですね。そういう意味でも関連法令を立法するなり各自治体でも統一した運用が出来るように方向性の整備をして欲しいと思う次第です。

●今月は標高の高い物件特集

この会報を編集している5月半ばですが、日中天気が良いともう暑さを感じる様になりました。朝晩は冷えるので長袖を着るのですが、日中は半袖にしています。 気象庁の3ヵ月予報を見ると、気温も降水量も平年並みか平年より高くなるとの予報です。今年も暑くなりそうです。そこで、今月号は標高の高い物件を集めてみました。標高500〜600mでも風通しの良い屋内や木陰では涼しさを十分に感じますが、標高1000mクラスになると別世界の様な気候です。エアコン無しで、せいぜい扇風機があればよい感じです。コロナ自粛ムードはまだまだ続きますが、避暑やコロナ避難も兼ねて検討して頂ければ幸いです。

●ハッカ油の清涼感
暑くなる季節になると塚水は机の引き出しから『ハッカ油』を出してきます。薬局やドラッグストアで入手できます。水で薄めて使用しますが、暑い時に肌や衣服にスプレーすると清涼感で暑さが紛れます。体温を下げる訳ではなくメントール成分が皮膚を刺激して冷たさを感じる訳ですので熱中症対策には使えませんが、気晴らしにはなりますので参考にして頂ければと思います。

 2020年05月号(356号)  
●この不動産業に従事する様になって、とにかく車でアチコチ走り回る様になりました。それだけ車を酷使しますのでガソリン代や消耗品交換等に関する費用やトラブル発生率はサラリーマン時代(非不動産業)に比べて格段に増加しています。2月下旬の話になるのですが、立て続けに2度エンジントラブルによるレッカー移動を行う状況がありました。原因は冷却液漏れによるオーバーヒート。(漏れの原因個所はそれぞれ別) しかも、2度目は高速道路を走行中で、運悪く異常に気付いたのがトンネル突入直前でしたので直ぐに路肩に寄せて停める事が出来ない状況でした。惰性で走行しながらトンネル内の非常駐車帯に停車。非常電話から管理センターに電話してトラブル報告や、携帯からロードサービスに電話してレッカー移動の手配、打ち合わせ相手への連絡やらドタバタ。レッカー移動の際、ロードサービスの兄ちゃんから後続車両に突っ込まれなくて良かったですね、と言われる状態でした。(兄ちゃん曰く、明るい外から薄暗いトンネル内への進入は見えにくい事、狭いトンネルという事もあり、追突等の2次事故の確率が高くなるそうです)
結局、その2度目の冷却液漏れによるオーバーヒートが致命傷で、エンジン交換する事になりました。車を所有する様になって30年程経ちますが、自動車購入を除く車関係の出費では上位を争う費用となった事は言うまでもありません。
過去にも岐阜県北部に向かう途中の高速道路走行中に電気系トラブルでエンジンが突然停止した事もありました。この時は運よく下り傾斜の路線でしたので惰性で非常駐車帯に逃げ込めましたが、道路幅があまり広くない路線だったので車が停止していたら後続車からの追突は免れない状況でした。他にも走行中に道路突起物を踏んでのパンクやら、走行中のドアミラー脱落やらイロイロありました。まぁ、人身事故等の大事故を起こしていないのは不幸中の幸いです。車に乗る機会が多いので必然的にトラブルに合う確率も高くなりがちです。自己の運転技術を過信せず、車のメンテナンスと安全運転の心がけで今後も物件下見や案内で走り回りたいと思います。

●地籍調査のデータ喪失

全国的に『地籍調査(国土調査)』と呼ばれる事業が進められています。これは国土調査法に基づく土地の調査で、市町村等の地方自治体が中心となり、土地の所有者・地目・地番・境界を明確にすべく進められています。この地籍調査が行われた地域では土地境界もハッキリして現地には境界杭も設置されますので土地を購入される方にとっては安心して売買できる条件の1つでもあります。地籍調査による境界杭の座標データは市町村で管理されており、役所窓口で請求すると図面として入手が可能です。仕事柄、仲介依頼のあった土地が地籍調査実施済みであれば図面を取得しに行くのですが、先日とある土地について同図面を請求したところ境界杭の座標データが残っていないと告げられた事がありました。その土地を含む周辺地域は昭和51年に地籍調査が実施されたのですが、その後のデータ管理の問題なのか境界杭の座標データが無く、ほぼ公図に近い図面だけが残っているだけだそうです。(その時、窓口に出してきた図面はトレース紙に印刷された大判の図面のみでした)
担当者は30才前後の人で、昭和時代のデータ管理の事を云々言っても仕方が無いのでそれ以上の議論はせず撤収する事にしましたが、その不動産の現地は境界杭が部分的に見つからず、役所管理の座標データを基に現地の杭探しをするつもりでしたが断念する事に。なまじ早くから着手していると別の問題も出てくるという事例でもありました。地籍調査の進捗については市町村でかなりのバラツキもあり、殆ど終わっている市町村もあれば、進捗率20%未満のところもあります。仲介する立場の者としては早く確実に完了してもらえればと願う次第です。

●今月は鮎釣り川近くの物件特集

もうすぐ鮎釣りが解禁される季節になります。塚水は釣りをしませんが、食べるほうは何時でもウェルカムです。(笑)
今月号の14番から25番は鮎釣り特集として、釣り場に徒歩もしくは車で10分程度で行ける物件を集めてみました。弊社では過去にも釣り趣味の方に川沿い(川近く)の不動産を購入して頂いた事が複数ありますが、そういった方は趣味の釣りの拠点としてだけでなく、心安らぐ癒しの水場という立地条件も気に入って頂けたという状況でもありました。9年程前の話ですが、新城市の川沿いの土地を仲介させて頂く事がありました。後日、買主様がそこに建てた別荘を拝見させて頂く機会があったのですが、リビングや風呂からも川が眺められる様な造りになっており、自分でも欲しくなるような環境でした。鮎釣りが出来る川ですので比較的綺麗な清流です。移住先や週末別荘をお探しの方で清流近くを探されている方は外出のついでに下見してみてください。

 2020年04月号(355号)  
●新型コロナウィルス関連の騒動がまだまだ収束しませんね。お店でマスクや消毒液が売り切れにより無くなったのは仕方ないとしても、トイレットペーパーまで買占めにより見かけなくなったのはビックリでした。歴史の授業で教科書に出ていたオイルショックの時の写真等を思い出した次第です。過剰な買占めは販売店や生産メーカーだけでなく物流業者にも負担を強いる事になります。また、買い占めた物品を消費するまでは次の物品購入が無い訳ですので反動による閑散も生じます。流通や経済の観点からも良くない傾向ですね。経済といえば世界的に見ても株価や為替への影響も出ています。出入国の制限も一部地域(国)では行われています。有効なワクチンが実用化されるまではヒト−ヒト感染を避けるために不要不急の外出や人との接触は避けつつ、早期収束となる様に個々人による対処も必要であろうかと思われます。
しかし、これから春を迎え、本格的に花粉の飛び交う時期にもなります。塚水は花粉症で、特に鼻と目がひどいのですが、コロナとは関係無いにしても花粉症で具合が悪そうにしていると周囲の人から変な目で見られるのではないかと気になります。個人的には花粉の飛散も早期に収束する事を願うばかりです。
●ライフラインの確保
先月号の編集だよりネタでもある『ポツンと…』の話からの派生ですが、郊外でライフラインを確保するのが意外と難しい場合もあります。ある程度民家がある集落では既に電気(電柱)・水道(配管)もこれまでの設備投資によるインフラがあるので家屋新築の際の引込については問題も殆どありませんが、周辺に民家が無い場所に家屋建築する場合は電気水道をどの様に確保するかで悩む場合も出てきます。電気についてですが、ひと昔前までは最寄りの電柱から1km程以内であれば電力会社が殆ど費用請求も無く電柱延長を行ってくれましたが、原発停止以降は経費削減もあるのか電柱延長を渋る様になったり、延長の交換条件でより高いアンペア数での契約を求められる事例も出てきています。電力会社も社会のインフラを担っているとはいえ営利企業でもあるのでコストのかかる電線・電柱延長には慎重にならざるおえないのかもしれません。照明や電気工具を動作させる程度であればエンジン式発電機を持ち込む方法もあります。以前に仲介させて頂いた山林では、売主様が発電機を持ち込んで作業をしていました。
水についても公営上水道の本管が最寄りに無い場合は地形によっては井戸掘りを検討する必要もでてきます。どこでも掘れば水が出てくるという訳でもないそうで、地形や地盤の影響も大きい様です。先日、とある新城市内の仲介物件の関係で新城市内の井戸掘り業者に相談したところ、新城市でも作手地区は掘っても出るより出ない事のほうが多いという話でした。逆に鳳来地区は出る事のほうが多かったそうです。あくまで経験則に基づく話でしたが、結局は掘ってみないと(水の有無や水質は)判らない、という事です。キャンプや週末別荘的な短期利用の場合はポリタンクやペットボトルによる水の持ち込みという方法もあります。以前仲介した水道の無い別荘地の物件では、売主様が持ち込んだ水を大き目のタンクに貯水し、電気タイマーによるポンプ循環を行い熱帯魚用の殺菌灯に定期的に通す事で水が腐らないようにする仕組みを作っていました。どの程度の水質安定の効果があるのは不明ですが仕組みとしては関心させられた次第です。
ガスについては、郊外は殆どプロパンガスです。ボンベさえ運搬できる場所であれば何処でも設置・利用出来ますので水道・電気に比べれば難易度は高くない様です。

●今月は遊び用途向け土地特集
昨年、格安売地特集をした際にも記しましたが、山遊びや週末キャンプ等を目的としてチョットした土地を購入される方が目立ってきました。過去にこういった土地を購入された方も御自身で山遊びを楽しむ方、小さいお子さん・お孫さんと楽しみたい等、理由はそれぞれありました。他、現地で立ち合った御客様によると某動画サイト等でアウトドア系の動画も増えているそうです。これまでのTV番組等による作られた映像とは違う、キャンプ好きな人が楽しんでいる動画が簡単に見られる事による“とっつき易さ”もあるのかもしれません。そこで今回は遊び場用途に向きそうな土地を集めてみました。住宅用ではなく遊び目的ですので比較的安く、さらに現状では維持費(管理費・固定資産税)がかからない土地です。(建築物等を建てた場合、宅地並み課税となり固定資産税がかかる場合があります) 電気や水道等のライフラインの引込が困難な物件もありますが、テントを張って週末キャンプを楽しんだり作業場や資材置き場にする等の使い方は自由です。何よりも、違法・迷惑行為でなければ自身の所有地ですので好きな様に使えます。自然イッパイの空気の良い場所で過ごす楽しさはいかがでしょうか?

 2020年03月号(354号)  
●3月号の会報編集に取り掛かる頃、自宅や近所の梅が咲き始めました。自宅の梅は全然世話をしていないので偉そうな事は語れませんが、それでも綺麗に咲いてくれると嬉しいものです。今年の冬もスタットレスタイヤへ履き替えずにこのまま春を迎えられそうですし、暖かい春が待ち遠しい限りです。

●ポツンの良し悪し
現地立合いや内覧等で御客様と会う際、物件説明の他にも色々と雑談させて頂く機会も多いです。人口密度の低い環境となると良い事ばかりではありません。不動産業者の立場で、あえてデメリットを挙げると次の様な事があります。
@ライフラインで苦労する事がある 人口密度が低い為、生活に必要なライフライン(水・電気)が弱くなりがちです。都市部で生活していると当たり前のように蛇口をひねると出る飲み水ですがポツンな環境では役所で管理されている公営上水道など無い事が大半です。その為、自前の井戸や山の沢水等により生活水を確保しています。その水は自然のものですので水質についての保証はありませんし、自然災害(地震・土砂崩れ)等による水脈の変化により水が使えなくなる可能性も考えられます。また、電気についても電柱延長により引込されている場合には台風や地震等の災害による倒木にて断線されるリスクもありますし、自宅が停電になった場合に隣近所が無いと自分の家だけの問題なのか地域全体の問題なのか要因確認の切り分けが難しいです。 あと、携帯電話の電波が弱かったり圏外になるリスクもあります。
A病気ケガの際の対応が遅れがち 家人が急病やケガの際、特に急を要する場合に周囲に民家があれば助けを求める事も出来ますが、隣近所があまり離れていると咄嗟の対応が遅れる場合があります。また、病院等も遠く救急車が来るのも時間がかかったりします。
B災害時の孤立 民家が少ないところでは他地域と結ぶ道路に関して路線が少なかったり幅が狭かったりします。大雪・倒木・土砂災害等の自然災害時に道路が通行止めになった際、大きく迂回させられるならまだ良いのですが、最悪は一時的にも陸の孤島になる心配もあります。また、復旧作業についても効率面から人口密度の高いところが優先されますのでポツンな場所は後回しにされがちです。
これらの事(特に災害関係)は頻繁に起こる訳ではなく、あくまで可能性のあるリスクの話ではありますので極端に心配される必要は無いかと思います。何よりも日常の快適さのほうが遥かに大きい訳ですので。何事も良い面(メリット)だけでなく悪い面(デメリット)も存在しますので、そういった事も含めてTVを見たり不動産探しをして頂ければと思います。

●今月は浄化槽のある家屋特集
今月は浄化槽の備わっている家屋をピックアップしてみました。都市部に住んでいると下水道等があり、トイレも水洗が日常だったりしますが、弊社が扱う郊外の居宅物件や別荘家屋では今でも汲取りが当たり前の様にあったりします。
汲取りでも簡易水洗方式はまだ良い方で、未だに『ボットン』もあったりします。内覧をしていると特に女性の方がトイレを含めて水回りの設備への関心が高いです。今回挙げてみました18番から25番は浄化槽のある物件ですのでトイレは水洗になっております。使い勝手は都市部の家庭設備と同様ですので抵抗は少ないかと思います。また何より衛生面やウォシュレットが気兼ねなく使えるという利点が大きいかと。(簡易水洗でもウォシュレットは利用可能ですが、汲取り頻度が増える要因にもなります)
ちなみに、浄化槽は微生物の働きを利用して汚物・汚水を分解して問題無い状態にしていきます。この為、常に浄化機能が正常に行えるように清掃、保守点検、法定検査の維持管理が法律により義務付けられています。浄化槽管理者(一般的には家の家主)が業者に依頼することで前記の清掃点検検査を行う事になります。市町村によっては年単位の保守点検契約を推奨していますので業者の選定を含めて関心のある方は市町村役所の下水関係の部署にお尋ねください。

 2020年02月号(353号)  
●2019年末は会報の編集が終わった後で1月号の物件資料を作成し、友人知人宛の年賀状を慌てて書たりしながらバタバタと過ごしていました。年明けは食っちゃ寝でお腹周りと体重を育成させてしまいました。今年の冬も暖冬傾向らしく弊社事務所のある犬山市では冬に入って未だ雪が降っていません。風があると流石に肌寒さを感じますが、風が無く天気の良い日中は冬とは思えない感じになります。12月中旬に標高1000m前後ある南信州に行きましたが、国道から見えるスキー場のゲレンデに雪が少なく、所々地面が見えている状態でした。(人工降雪機をフル稼働してコンディションを整えようとしている様子も見られました)塚水はもう20年近くウィンタースポーツをしていませんが、スキー人口の減少や暖冬によってスキー場の経営難と閉鎖も進んでいるらしく地方の雇用機会が減少するのも心苦しいものです。あまり極端な気候も困りますが、夏が夏らしく、冬が冬らしく、という気候が四季としての風情や祭事を盛り上げる要因でもあります。積雪の減少によるものかもしれませんが、ここ数年、近所で雪だるまが作られているのを見かけなくなった気もします。気候だけでなく子供達の遊びも時代と共に変わってきているのでしょうね。

●不動産の登記のあれこれ

不動産業界に身を置く事になって、法務局で管理されている登記簿・公図・測量図等の権利関係に触れる機会が多くなりました。売買等による権利移転や不動産調査等で関連資料を取得して内容を確認する訳ですが、この業界に入った当初は御役所管理の情報ですのでそれはそれはキッチリしたものであろうと信じていました。ですが、何年も登記関係の資料に触れていると、時には『?』とか『!』という様な事があったりします。不動産業界に関わっていると既知の話ですが、ネタとして以下に挙げます。
@公図に定規を当てて縮尺から現地の距離を算出するのはタブー
A測量された土地じゃなければ、登記簿記載の面積は誤差だらけ
B方位が違う公図もある
Cいきなり所有者の無い土地現る
先ず@番ですが、公図と呼ばれる図面があります。土地1つ1つの区画が記載された図面ですが、用紙の片隅に縮尺(500分の1、とか600分の1)が書かれていたりします。これを真に受けて定規である土地の一辺を計って倍率して現地の土地の一辺の距離と判断するのはタブーです。地籍調査(国土調査)が行われてキチンと全体測量された土地の公図は精度がありますが、明治時代に作成された図面がベースとなっている公図では誤差も多くあてになりません。
A番はいわゆる登記簿に記載された面積『公簿面積』です。田舎に多いのですが、測量されていない土地の場合は誤差が多く、特に山林では2倍3倍の誤差は当たり前。時には10倍位違うものもあります。(大概は測量すると公簿面積より大きい面積になります)これは、明治初期の税金徴収の為の土地台帳が作成される際の申告において(税金逃れをする為に)土地面積を過少申告していた事が大きな要因です。公簿面積より実際の面積が大きいのを“縄伸び”、小さいのを“縄縮み”と言います。昔の測量は縄を使っていた事による名残です。現在は、こういった誤差を是正する目的もあって全国的に地籍調査が行われています。
B番ですが、通常公図は北を上として土地の図形が描かれています。本当に稀な事で塚水はこれまで1度だけの経験ですが、現地の土地状況と公図が90°回転していた事がありました。法務局で確認したところ、紙で管理していた時代からの誤りでした。明らかな誤りでしたので登記官に修正を打診したのですが、職務権限での修正等は出来ないそうで地籍調査による公図の更新まで現状のままだそうです。
C番ですが、民間の土地に囲まれた中に地番(土地の番地)が無い土地が現れる事があります。法務局の人曰く、地番の無い土地は国のものとの事。塚水の過去の経験では、1人の所有者の土地に囲まれる様に地番の無い土地が存在していた事がありました。(囲っていた所有者も、その地番の無い土地の部分も含めて自分の所有地だと認識していました)登記情報の一端だけでもこんな感じです。知れば知るほど話のネタになりそうな事が出てきそうです。また機会があれば続きの話をしてみたいと思います。
●今月は住宅用地特集
今月号の18番から25番は田舎暮らし向けの住宅用地を集めてみました。実際には各人の希望条件の優先順位もありますので一概にコレだけおススメ、これ以外は×という事ではなく、景観・ライフライン(水道電気)・交通アクセス・環境等々のバランスで選んでみたものです。田舎暮らしの参考に資料請求と現地下見をして頂けると幸いです。

 2020年01月号(352号)  
●新年明けましておめでとうございます。本年も『(有)奥三河カントリー』と『田舎専科』をご愛顧頂きますよう宜しくお願い申し上げます。
塚水が(有)奥三河カントリーを先代から引き継いだのが2010年でした。丁度10年になりました。
2009年末に前職を退職し、2010年1月から引き継ぎを行うべく奥三河カントリーの業務に本腰を入れ始めました。引継ぎ紹介を含め会報への登場は2月号(233号)からでしたね。リーマンショック後の景気後退から脱し切れていない頃からのスタートでしたが、これまでやってこれたのは会員の皆様の御支持、同業パートナー、業務をサポートして頂ける書士の方々の支援、そして何よりも家族の支えがあってのものです。先代は10年で区切りをつけて塚水にバトンタッチしましたが、塚水はまだまだ続けて参りますので今後とも宜しくお願い申し上げます。
そういえば、10年前はどんな状況だっただろうかと振り返ってみると、こんな時代でした。
@ 前年の政権交代により鳩山内閣の民主党政権時代。米駐留軍の普天間飛行場移転問題がクローズアップ。後に鳩山内閣総辞職により菅内閣発足
A 高速道路無料化社会実験の開始。(37路線50区間。後に追加区間あり)翌年6月に凍結される。土日祝の休日特別割引(上限1000円)と併せて高速道路は大盛り上がり
B 鈴木章氏・根岸英一氏がノーベル化学賞を受賞
個人的には、方々を走り回る業務ですので高速道路の休日特別割引は経費削減(高速代金・ガソリン代)に非常に影響がありました。
十年一昔(じゅうねんひとむかし)と言いますが、時代は刻々と変化しています。奥三河カントリーも時代に即して変わる部分と変わらずに守り続ける部分とを併せ持ちながら、皆様の田舎暮らしの夢を現実にして頂ける様なお手伝いに邁進していきたいと考えます。

●これも何かの御縁

今月号の表紙にしています恵那市中野方町の物件ですが、仲介のお話を頂いて地図や航空写真で場所を確認した際に記憶が蘇る懐かしさを感じました。
前記の話にも関連しますが、塚水が奥三河カントリーを引き継いだ10年前の2010年の時の事です。物件下見や御客様案内等で日々走り回っていたなかで、その年の9月に恵那市から白川町を抜けて犬山市の自宅に向かうルートの途中で本物件のある棚田を通った時の事です。
その日は天気も良く稲刈りが行われている田んぼもあるなかを、たまたま通りかかったのですがあまりの素晴らしい景色だったので車を停めて写真を撮っていました。それが以下の写真で、ブログへ写真を貼付けて記録として残すと共に、暫く塚水が使うPCの壁紙に使っていました。
               

この写真を撮影した場所は棚田の途中で、表紙物件はもっと上のほうにあります。そのまま帰途への移動を再開しながら、ふっと目にとまったログハウスを見て、ここのオーナーはこの絶景を見放題だなぁ〜と考えたものです。
今回の依頼でそんな当時の記憶が懐かしさと共に蘇ってきた次第です。10年越しの御縁と言って良いでしょうか、不思議な御縁を感じます。(こういう御縁があるなら、今後はこれまで以上に景色の良い場所をバシバシ写真撮って御縁繋ぎのタネを….というスケベ根性も出てきそうですね(笑))
今回の依頼にて現地に写真を撮りにいった時は雲も多くイマイチな天気でしたので現地の魅力を十分に伝えられる写真という点では満足感は薄いです。物件や周辺環境が気になる会員様は資料請求のうえで是非とも現地下見をお願い致します。
また、今月号は総集編として新規・値下げを含め41物件の掲載となっており、お値打ちとなった物件も多数あります。これまで予算を越えていて御検討から除外されてきた方、今まで気にしていなかった地域だが検討してみようかという方、気になる物件についてはHP・FAX・電話等で資料請求から始めてみてください。年末年始で皆さんお忙しいうえに寒いとミカンを乗せたコタツで過ごしたい気分になりがちですが、春を春らしく感じるためにも寒さを吹き飛ばすべく外出しませんか?

2019年編集だより→